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照林社「エキスパートナース 10月号」イラストを担当しました。

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こんにちは、イラストレーターの さとうみなこ です。

2023年9月20日発売の 照林社「エキスパートナース 10月号 P40〜P82『患者・家族の揺らぐ気持ちに寄り添う ナースができる終末期ケア 事例で非がん疾患・病期の特徴がつかめる』」カットイラストを担当させていただきました。

大事な家族の「終末期」をケアしてくださる看護師さんたちの尊い仕事に、感謝の意を込めて

今回お仕事した「エキスパートナース」は、看護師さん向けの総合情報誌です。
「人の死の前後に関する内容ですので、あたたかみのある優しい雰囲気のイラストをお願いしたく存じます。」とのご依頼をいただき、身の引き締まる思いがしたと同時に、このテーマのイラストが描けることに感謝しました。

仕事の依頼を受けたのは、昨年の秋に実父を亡くしてちょうど一周忌を迎える前月です。父はもう治る見込みのない病でしたので、病院では終末期ケアを受けていたのですが、コロナ禍で私たち家族は面会も制限されていて、父のケアを十分にすることが出来ませんでした。そんな中、父の面倒を見てくれた看護師さんたちには、とてもお世話になり、本当に感謝してもしきれません。そんな看護師さんたちにお礼と感謝の意を込めて、丁寧にイラストを描きました。

4色のカラーイラストは久しぶりだったので、ちょっと緊張しました。とてもデリケートで重いテーマでしたので、あまりきつい印象にならないよう、淡い色彩で構成しました。優しく、柔らかい印象のイラストに仕上がったのではと思います。

みなこ
みなこ
今回初めてご依頼を受けた出版社さんでしたが、編集さんに丁寧に対応していただけたので、不安なく順調にお仕事できて良かったです。
にゃんころぅ
にゃんころぅ
この時期にこのお仕事を受けたのが、なんだか父の遺志を感じた次第ですにゃん

書店で見かけたら手に取っていただけると嬉しいです。